帰ってくるマリル
そういえば昔「帰ってきたヨッパライ」という歌がありましたね~。
「オラは死んじまっただ~」と始まる、あのおもしろい歌。
一定の年齢層(←ココ突っ込まないように!)の方は覚えていらっしゃいますか?
その一定の年齢層よりお若い方は、ご存知ですか?
母ちゃんは、この歌や「走れ!コータロー!(マキバオー)」とかをカラオケで歌うのが好きです。
あの早口のセリフを全部言い切ると達成感を感じます。
酸素不足も感じますが・・・。
さて今日は、ヨッパライは帰ってきませんが、マリルが帰ってくることになったので報告です。
「いつでも君は。。。」のnaruppeさんが、「あみねこ」の形でマリルを母ちゃんのもとへ帰してくれることになりました。
もう少ししたらnaruppeさんのところを出発して、我が家に帰ってきます。

マリルはseikoが来る2週間前に2年の闘病生活の後、死期を悟って家を出た。
そのころ、もう1週間くらいしか生きられないないだろうとseikoパパと覚悟を決め、
葬儀や埋葬とかの方法まで決めていたのに。
もしかしたら人間のエゴで2年間苦しませただけかもしれない後悔と、
2年間生きるための闘いを貫いたマリルへの尊敬の念とで揺れていた。
かけてあげられる言葉は「2年間よく頑張ったね」しかなかった。
どこにそんな力が残っていたのか、
トイレまで歩くのもやっとのマリルが、突然元気だった頃のように窓に飛び乗り、
自分で窓を開け、網戸も開けて外へ飛び出した。
あわてて追いかける母ちゃん。
とことこ歩いていくマリル。
「マリ~、戻っておいで!」
「マリ~!マリ~!」
やっと母ちゃんの声に反応して振り向いた。
「にゃー!」
蚊の鳴くような小さな声でしか鳴けなくなっていたマリルがはっきり聞こえるような
大きな声で、母ちゃんの目を見ながら一声鳴いた。
「あばよ!」と。
そして悠々と去ってしまった。
人間には通れない狭い所を・・・。
seikoパパと二人で、近所の畑や草むら、猫がいそうな狭い空間。
あちこち探したが見つからない。
その後1週間、時間を作っては近所を探したが見つけられなかった。
まだミルクしか飲めない時に人間に捨てられ(これは保護した後で判明、爪を切った跡があった)
縁があってうちの子になり、
大きくなってからは脱走して近所の猫とケンカ三昧の日々。
売られたケンカは必ず買い、売られなかったら押し売りするチンピラのマリル。
母ちゃんの手に噛みついて母ちゃんを病院送りにしてくれたこともあったね。
あの時は腹が立ったけど、いなくなったら
一緒にかくれんぼして遊んだ日々が懐かしい。
通りすがりにしっぽで母ちゃんの足をバシッとはたいて「よっ!」と
挨拶してくれていた感触が忘れられない。
君がやらかしたいたずらの数々も、まるで昨日のことのよう。
「あばよ!」って鳴いた一声が最後だったから、
「フーテンの寅さん」みたいに、いつかフラッと帰ってくるような気がして・・・
そんなことあるはずもないのに、待っていた。
そうしたら、あみねこの形で帰ってきてくれることになった。
帰ってきたら、「あんなことしたり」「こんなことしたり」して3年半分遊ぼうか?

そして、「猫物語」を続けていこうね。

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「オラは死んじまっただ~」と始まる、あのおもしろい歌。
一定の年齢層(←ココ突っ込まないように!)の方は覚えていらっしゃいますか?
その一定の年齢層よりお若い方は、ご存知ですか?
母ちゃんは、この歌や「走れ!コータロー!(マキバオー)」とかをカラオケで歌うのが好きです。
あの早口のセリフを全部言い切ると達成感を感じます。
酸素不足も感じますが・・・。
さて今日は、ヨッパライは帰ってきませんが、マリルが帰ってくることになったので報告です。
「いつでも君は。。。」のnaruppeさんが、「あみねこ」の形でマリルを母ちゃんのもとへ帰してくれることになりました。
もう少ししたらnaruppeさんのところを出発して、我が家に帰ってきます。

マリルはseikoが来る2週間前に2年の闘病生活の後、死期を悟って家を出た。
そのころ、もう1週間くらいしか生きられないないだろうとseikoパパと覚悟を決め、
葬儀や埋葬とかの方法まで決めていたのに。
もしかしたら人間のエゴで2年間苦しませただけかもしれない後悔と、
2年間生きるための闘いを貫いたマリルへの尊敬の念とで揺れていた。
かけてあげられる言葉は「2年間よく頑張ったね」しかなかった。
どこにそんな力が残っていたのか、
トイレまで歩くのもやっとのマリルが、突然元気だった頃のように窓に飛び乗り、
自分で窓を開け、網戸も開けて外へ飛び出した。
あわてて追いかける母ちゃん。
とことこ歩いていくマリル。
「マリ~、戻っておいで!」
「マリ~!マリ~!」
やっと母ちゃんの声に反応して振り向いた。
「にゃー!」
蚊の鳴くような小さな声でしか鳴けなくなっていたマリルがはっきり聞こえるような
大きな声で、母ちゃんの目を見ながら一声鳴いた。
「あばよ!」と。
そして悠々と去ってしまった。
人間には通れない狭い所を・・・。
seikoパパと二人で、近所の畑や草むら、猫がいそうな狭い空間。
あちこち探したが見つからない。
その後1週間、時間を作っては近所を探したが見つけられなかった。
まだミルクしか飲めない時に人間に捨てられ(これは保護した後で判明、爪を切った跡があった)
縁があってうちの子になり、
大きくなってからは脱走して近所の猫とケンカ三昧の日々。
売られたケンカは必ず買い、売られなかったら押し売りするチンピラのマリル。
母ちゃんの手に噛みついて母ちゃんを病院送りにしてくれたこともあったね。
あの時は腹が立ったけど、いなくなったら
一緒にかくれんぼして遊んだ日々が懐かしい。
通りすがりにしっぽで母ちゃんの足をバシッとはたいて「よっ!」と
挨拶してくれていた感触が忘れられない。
君がやらかしたいたずらの数々も、まるで昨日のことのよう。
「あばよ!」って鳴いた一声が最後だったから、
「フーテンの寅さん」みたいに、いつかフラッと帰ってくるような気がして・・・
そんなことあるはずもないのに、待っていた。
そうしたら、あみねこの形で帰ってきてくれることになった。
帰ってきたら、「あんなことしたり」「こんなことしたり」して3年半分遊ぼうか?

そして、「猫物語」を続けていこうね。

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