犬好き母ちゃん 4
今日も実家にいた犬の思い出。
実家にはいつも犬がいた。
いつも6匹くらいはいて、散歩も子供の頃の母ちゃんが手伝っていた。
今日は四国犬の「チャコ」と柴犬の「バン」のお話です。
余談ですが、
チャコは正式名(血統書名)は「春麗女」と書いて「シュンレイメ」
バンは正式名はやたら長ったらしい名前だった。だから、全く記憶にない。
一応通称を決める時に、瞳のきれいな子だったので、「美しい瞳」という意味の漢字からとった。
と、こんなことはどーでもいいが、
「犬も悪だくみ」するという話。
はるか昔、母ちゃんはこの2匹をつれて散歩に行った。
ズボンのポケットにはいつものように、ケンカを吹っかけてくる離れ犬用に石が数個。
本当に当てたりはしないが、ケンカになる前に石を投げつけると向こうが逃げていくので、どちらも安全というわけ。
この石を使う必要もなく、2匹並んで無事に実家の近くまで到着。
家のすぐそばに「城橋」と呼ばれる橋があった。
(この橋の名前だけで、母ちゃんの実家を特定できたら、あなたは立派な温泉マニア!)
その橋の上に、なぜか空のアイスクリームのカップが落ちていた。
素早く、チャコが咥える。
そして、「いいだろう!うらやましかろう?」とばかりに見せびらかす。
犬って、どうして「みせたがる」んだろうか・・・。
「そんなもん、欲しくはないや」と思うのは、母ちゃんが人間だからであって、バンにしてみれば、興味津津。
「ねぇ、見せて!見せて!」とまとわりつく。
バンは「お願い」しているのに、チャコは触らせてもくれない。
何度かお願いしてダメだと悟ったバンは座り込んだ。
そして、首を傾けて考えている。
よく犬が「?}状態で首をかしげることはあるが、この時は違った。
母ちゃんが見ていて、 「こいつ何か考えてる。なにかやらかす」と思った。
直後、バンはチャコの尻尾に噛みついた。
そして、素早くチャコの口元に走った。
そう、噛みつかれて鳴いた瞬間に、口が開くのを予測して行動に走ったのである。
チャコは噛みつかれて「ギャン」と鳴き、カップが口からポロっ!
みごとにバンはカップをゲット!

見ていた母ちゃん、バンに向かって「おみごと!」
その後、犬舎に入るまで、バンはどんなにチャコから叱られてもカップは離さなかった。
まぁ、犬舎に入れる時に母ちゃんに「もう、ダメ!」って取り上げられたが。
犬って頭がいいなぁと思ったエピソード。
人間の子供なら、こんな手の込んだことしなくて、「ママー、○ちゃんが貸してくれない」になるだろう。
残念ながら、「悪だくみ」だったけどね。

↑ 今日もよろしくお願いします。
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実家にはいつも犬がいた。
いつも6匹くらいはいて、散歩も子供の頃の母ちゃんが手伝っていた。
今日は四国犬の「チャコ」と柴犬の「バン」のお話です。
余談ですが、
チャコは正式名(血統書名)は「春麗女」と書いて「シュンレイメ」
バンは正式名はやたら長ったらしい名前だった。だから、全く記憶にない。
一応通称を決める時に、瞳のきれいな子だったので、「美しい瞳」という意味の漢字からとった。
と、こんなことはどーでもいいが、
「犬も悪だくみ」するという話。
はるか昔、母ちゃんはこの2匹をつれて散歩に行った。
ズボンのポケットにはいつものように、ケンカを吹っかけてくる離れ犬用に石が数個。
本当に当てたりはしないが、ケンカになる前に石を投げつけると向こうが逃げていくので、どちらも安全というわけ。
この石を使う必要もなく、2匹並んで無事に実家の近くまで到着。
家のすぐそばに「城橋」と呼ばれる橋があった。
(この橋の名前だけで、母ちゃんの実家を特定できたら、あなたは立派な温泉マニア!)
その橋の上に、なぜか空のアイスクリームのカップが落ちていた。
素早く、チャコが咥える。
そして、「いいだろう!うらやましかろう?」とばかりに見せびらかす。
犬って、どうして「みせたがる」んだろうか・・・。
「そんなもん、欲しくはないや」と思うのは、母ちゃんが人間だからであって、バンにしてみれば、興味津津。
「ねぇ、見せて!見せて!」とまとわりつく。
バンは「お願い」しているのに、チャコは触らせてもくれない。
何度かお願いしてダメだと悟ったバンは座り込んだ。
そして、首を傾けて考えている。
よく犬が「?}状態で首をかしげることはあるが、この時は違った。
母ちゃんが見ていて、 「こいつ何か考えてる。なにかやらかす」と思った。
直後、バンはチャコの尻尾に噛みついた。
そして、素早くチャコの口元に走った。
そう、噛みつかれて鳴いた瞬間に、口が開くのを予測して行動に走ったのである。
チャコは噛みつかれて「ギャン」と鳴き、カップが口からポロっ!
みごとにバンはカップをゲット!

見ていた母ちゃん、バンに向かって「おみごと!」
その後、犬舎に入るまで、バンはどんなにチャコから叱られてもカップは離さなかった。
まぁ、犬舎に入れる時に母ちゃんに「もう、ダメ!」って取り上げられたが。
犬って頭がいいなぁと思ったエピソード。
人間の子供なら、こんな手の込んだことしなくて、「ママー、○ちゃんが貸してくれない」になるだろう。
残念ながら、「悪だくみ」だったけどね。

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